seminar2014年11月18日 第1期生志練塾開始
更新日:2014.11.27|セミナー情報 お知らせ 新着情報2014年11月18日第1回目志練塾第1期生が開始しました。
皆さん緊張してご来場された様子でしたが、名刺交換等されてすぐ打ち解けていたようです。
今回は株式会社 タナベ経営東北支社長の深澤宏様に講師をして頂き、『後継社長に求められるものとは何か?』というテーマで
話をして頂きました。
社長業についてや永続発展企業の条件等様々な分野、観点から講義をして頂き、最後はグループワークで自社について、環境変化のポイントや人材分析、数字の分析からみたポイントなどを発表して頂きました。
次回は12月11日皆さん課題作成も忙しいとは思いますが、是非今回の研修知識を経営に生かせるよう頑張って頂きたいと思います。
seminar2014年11月14日 年末提言セミナー報告
更新日:2014.11.26|セミナー情報 お知らせ 新着情報 年末提言セミナー2014年11月14日(金)、弊社【年末提言セミナー】におきましてはご多忙中のところご来場賜り、厚く御礼申し上げます。
今回は事業提携記念ということで講師に日本M&Aセンター代表取締役社長 三宅卓様をお招きし、『企業の「存続と発展」を実現させる事業戦略とは?~混迷の時代を勝ち残る方法としてのM&A~』というテーマでご講演頂きました。
地方の中小零細企業に向けた今後の未来経営についてが目的であり、今、全国の企業社会に何が起きているのか?今後、地方の中小零細企業は何が求められ、何をしていかなければならないのか?日本全国の企業の状況を直視している立場だからこそわかる勝ち残る方法をお話ししてくださいました。
三宅社長、貴重なお話本当にありがとうございました。
また、セミナー後は懇親会を開催させていただきました。交流の場、情報交換の場として有意義な時間をお過しいただくことができましたでしょうか?
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。これからもアルファコンサルティンググループを宜しくお願い致します。
useful東北の上場18社、流通・サービス不振 4~9月決算
更新日:2014.11.18|お役立ち情報 お知らせ 新着情報 地域 経済東北の上場企業18社の2014年4~9月期決算は、流通・サービス業の業績悪化が目立った。消費増税に伴う個人消費の減退に夏の天候不順が重なり、回復のきっかけをつかめなかった企業が多い。内閣府が17日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は2四半期連続のマイナス成長で、消費関連企業の不振を裏付けた格好だ。
東北6県に本社機能を置く3月期決算の上場企業(電力・金融除く)のうち、前期と比較可能な18社の業績を集計した。全体の4割にあたる7社が経常減益となった。業績悪化が目立つのは卸や小売り、サービス業などだ。
葬祭や婚礼事業を手がけるこころネットの14年4~9月期は、経常利益が前年同期比31%減の3億円。売上高も同5%減り減収減益だった。婚礼の受注が減ったほか、墓石の卸売りで「消費増税の影響が長引いた」(同社)。円安による中国やインド産石材の調達コスト増も響いた。
やまやは居酒屋「はなの舞」を運営するチムニーの買収効果で43%の経常増益となったが、主力の酒販事業の売上高は8%減った。高橋徹郎社長室長は「実質所得が上がらない中、嗜好品への消費が戻らなかった」と話す。商社のカメイは増税の影響で、自動車販売事業の売上高が10%減った。ゼビオもゴルフ用品やトレッキングシューズが不振だった。
2月期決算の小売業の14年3~8月期も増税後の消費低迷の影響が出た。3月の駆け込み需要などで売り上げを伸ばし、全7社が増収だったが、第2四半期は増税による消費の冷え込みや天候不順の影響で3社が営業・経常減益だった。
ホームセンターのサンワドーは微増収だったが、営業・経常減益。3月は駆け込み需要で売り上げを伸ばしたが、反動減の影響を大きく受けた。家電やタイヤ、カーナビなどが低迷。夏場の天候不順で園芸やレジャー用品も不振だった。
マックスバリュ東北は合併効果で売上高を伸ばしたが、既存店の売上高は減少し、営業・経常減益だった。ドラッグストアの薬王堂は新規出店で売上高が過去最高だったが、既存店の売上高は前年割れが続く。高額な化粧品などが不振で、西郷辰弘社長は「天候不順が要因なのか増税の影響なのか読みにくい」と戸惑っている。
※日本経済新聞より抜粋
useful新規就農 高水準の1308人
更新日:2014.11.15|お役立ち情報 お知らせ 新着情報 地域東北農政局がまとめた東北6県の2013年度の新規就農者は前年度とほぼ同水準となる0.5%減の1308人だった。09年度以降では2番目に多い。政府が12年度に始めた若者の新規就農を支援する「青年就農給付金」の効果が出ているようだ。
県別でみると岩手県が16%増の234人と大きく伸びた。山形は5%増の264人、宮城は4%増の179人、秋田は4%増の207人。一方、青森は3%減の258人、福島は26%減の166人だった。東北農政局は「福島は震災関連で多くの雇用が創出されており、そちらに人が流れているのでは」とみている。
就農区分別では、非農家出身で自ら農地を取得した「新規参入」が26%増の185人と大きく伸びた。一方、農家出身で他の仕事に就いた後、親元で就農した「Uターン」は4%減の479人だった。
青年就農給付金制度は、青年(45歳未満)の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るために始められた。一定の条件を満たす人を対象に、就農前の研修期間(2年以内)や就農直後(5年以内)に1人あたり年間最大で150万円を給付する。
日本経済新聞抜粋
useful「高いなぁ」と言われても売れる営業のしかけ
更新日:2014.11.12|お役立ち情報 お知らせ 新着情報 ビジネス私が最近読んだ本のタイトルです。提案営業を行う私にとってはキャッチコピーで手に取ってしまいました。営業を行う上で「価格交渉」は避けては通れない道です。「価格」では無く「価値」で売るのが理想ですが、中々理想形に近づくまでは価格先行になってしまいがちです。
そんな中この本を読んだうえで基本的な事ではあるのですが、反論に答える3つのステップをご紹介致します。
「反論にはCERの3ステップで答える」
CERとは、Cushion(クッションで受け取る)、Example(具体的な成功事例を挙げる)、Reason(理由を説明する)の頭文字をとった物です。
Cushion(クッションで受け取る)とは、反対意見が来たら肯定的に受け取るなど断り文句に対しての対応方法です。感情でのミゾが生じてしまったら人対人でのビジネスは成立しません。人間は感情の動物ですから自分が否定されたら相手にも否定で返したくなるものです。反対で肯定で返したらどうでしょうか?相手は肯定で返してくれます。
Example(具体的な成功事例を挙げる)とは、信頼度を勝ち取るために有効的な手法です。第3者の目線、体験談とは時によって自分以上の力を発揮する事があります。例えばB社に商談中の商品があります。話の中で、知り合いのA社にも導入実績があると知った時、B社はどんな対応をするでしょうか?A社との友好的関係があったとするならばそれだけで導入を採用するかもしれません。状況によって使い分けないと大きな問題も起こす危険性がありますが営業のスパイス的観点から見ると大きな力が期待できます。
Reason(理由を説明する)とは、今まで話及び提案をしてきた内容を簡潔にまとめる物です。クッションで和らげ、成功事例を話し具体的な形を見せたら後はクロージングです。ただやみくもに攻めるのではなく、今までの理由が必要です。USP(自社(自製品)のみが持つ独特の強みのこと。)という言葉がありますが、自社が他社よりも優れているポイントのアピールは必要です。他社ではなく自社である必要性を簡潔に尚且つお客様に伝わるような言葉のチョイスが大切です。
上記に記しました3ステップを守ったからといって営業を極めたわけではありません。
しかし、自分が普段行っているセールス活動が果たしてベストな状態かを考えて頂けるきっかけになればと思います。こんな時代だからこそ「価格」ではなく「価値」を売りましょう。
useful県信用保証協の上半期承諾額は646億円 前年比微減も東北で最多
更新日:2014.11.10|お役立ち情報 お知らせ 新着情報 金融・マーケット県信用保証協会が2014年度上半期(4~9月)に行った保証承諾額は646億9200万円で、前年同期と比べ1.2%減となったものの、東北の中では前年に引き続き最多の実績だったことが、同協会のまとめで分かった。メガソーラー関連などの大口設備資金や介護施設の建設資金の取り扱いが増えたことで高い実績を維持した。
上半期の保証承諾は、件数が5525件で前年同期比3.1%増。主な業種全てで増えた。金額ベースでは、介護などを含むサービス業が17.6%増、運送倉庫業が6.8%増、太陽光発電などのエネルギー関連を含むその他が2.2倍とそれぞれ増加。一方、設備投資意欲が低調な製造業は3.9%減、業況の回復で手持ち資金が増えている建設業は9.2%減、卸小売業は3.3%減とそれぞれ前年同期を下回った。
制度別では、メガソーラー関連の設備資金や介護施設建設資金の受け皿となった商工業振興資金が前年同期の2.6倍、近代化資金が55.3%増などと大きく伸びた一方、政策保証推進キャンペーンの効果で大幅に増加した前年からの反動により、セーフティーネット保証は80.7%減、経営力強化保証は62.8%減などと大きく落ち込んだ。
9月末の保証債務残高は3857億2100万円で2.9%減。保証承諾の前年割れなどの影響で前年同期を下回ったが、7.2%だった全国平均の減少率よりは小幅だった。残高のうち返済条件変更債務は9492億円で、9.4%増えた。
倒産企業などに代わり債務を支払った代位弁済の件数は13.3%減の137件、金額は21.3%減の14億2500万円で引き続き低水準で推移している。業種別の金額構成比をみると、卸小売業が48.9%、建設業が30.7%、製造業が14.5%で、3業種だけで全体の9割以上を占めた。
今後の弁済が懸念される延滞債務も依然水準は低く、件数は19.3%減の835件、金額は10.9%減の60億8400万円だった。
同協会は「代位弁済や延滞債務の水準をみても、中小企業向けの資金繰り支援策の効果は持続しているようだ。ただ、返済条件変更債務は増加しており、今後の動きを注視していく必要がある」としている。
※山形新聞より抜粋
useful平成26年10月20日より通勤手当の非課税限度額が引上げられました
更新日:2014.11.04|お役立ち情報 お知らせ 新着情報従業員に支給する通勤手当は、一定の金額まで所得税が非課税となっています。その非課税の範囲については、通勤する方法により区分され、1ヶ月あたりの課税されない金額(以下、「非課税限度額」という)が決まっています。この非課税限度額の範囲が平成26年10月20日から引上げられました。変更後の内容は下表のとおりであり、自動車や自転車などの交通用具を使用している人に支給する通勤手当が変更となっています。
区分 |
課税されない金額 |
||
改正後 |
改正前 |
||
①交通機関又は有料道路を利用している人に支給する通勤手当 |
1ヶ月あたりの合理的な運賃等の額 |
同左 |
|
②自動車や自転車などの交通用具を 使用している人に支給する通勤手当 |
通勤距離が片道55km以上 |
31,600円 |
24,500円 |
通勤距離が片道45km以上55km未満 |
28,000円 |
||
通勤距離が片道35km以上45km未満 |
24,400円 |
20,900円 |
|
通勤距離が片道25km以上35km未満 |
18,700円 |
16,100円 |
|
通勤距離が片道15km以上25km未満 |
12,900円 |
11,300円 |
|
通勤距離が片道10km以上15km未満 |
7,100円 |
6,500円 |
|
通勤距離が片道2km以上10km未満 |
4,200円 |
4,100円 |
|
通勤距離が片道2km未満 |
(全額課税) |
同左 |
|
③交通機関を利用している人に支給する通勤用定期乗車券 |
1ヶ月あたりの合理的な運賃等の額 |
同左 |
|
④交通機関又は有料道路を利用するほか、交通用具も使用している人に支給する通勤手当や通勤用定期乗車券 |
1ヶ月あたりの合理的な運賃等の額と |
同左 |
この改正は、平成26年10月20日に施行されていますが、表中にもあるように、平成26年4月1日以後に支給する通勤手当について適用されることになっています。そのため、既に支給した通勤手当のうち、改正前の規定を適用したものについては、年末調整の際に精算することになっています。毎月の給与計算と年末調整の際には、給与計算ソフトの設定を確認し、十分注意して処理するようにしましょう。
■参考リンク
国税庁「通勤手当の非課税限度額の引上げについて」
https://www.nta.go.jp/gensen/tsukin/index.htm
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
useful豆知識 No.3
更新日:2014.10.31|お役立ち情報 お知らせ 新着情報 ライフ山形の中学校でインフル集団発生 県内今季初!!
県は28日、山形市内の中学校でインフルエンザが集団発生したと発表した。
県内の集団発生は今季初で、2013年度と比較すると2カ月以上早い。
県薬務・感染症対策室によると、この中学校で28日、2年生の165人中90人が高熱、せき、のどの痛みなどインフルエンザの症状を訴え、うち53人が欠席。同校は同日から30日までの3日間、学年閉鎖とした。県衛生研究所で検査した結果、A香港型と判定された。今シーズンの県内の定点医療機関(48機関)当たりのインフルエンザ患者報告数(13~19日)は0人。今後、感染拡大が懸念される季節を迎えることから、同室は手洗い、マスクの着用といった感染予防策を呼び掛けている。
※10/28 山形新聞より抜粋
いったん流行すると急速に感染が広がるインフルエンザ。例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人とされており、うち約1万人がインフルエンザ感染が関連する病で死亡しています。
風邪と違って症状が重く、長期の病欠を余儀なくされたり、重症化したりと、注意が必要な感染症です。本格的なシーズンが始まる前に、しっかり予防の知識を学んで備えておきたいものです。
インフルエンザ予防に有効とされる栄養素があるのはご存じでしょうか。毎日の手洗い・うがいはもちろんですが、食事で免疫力・抵抗力を高め、インフルエンザウィルスを予防できたら、これにこしたことはないですよね。今回は、インフルエンザに勝つための免疫力をあげる栄養素とそれを含んだ食材、料理を紹介致します。
【インフルエンザ予防に有効な食事法について】
1・栄養バランスの良い食事(ビタミンCが多い果物を摂る)
肉や魚、卵などのタンパク質を多く含んだ食品、ビタミンやミネラルが豊富な野菜、果物をまんべんなく食べるようにします。ウイルスの侵入を防ぐには、体を温めることも大事。
鍋、スープなどは体を温め、水分もとれるのでおすすめ
2・魚でビタミンDを摂取
ビタミンDはウイルスを撃退するのに役立つといわれており、ビタミンDをとることでインフルエンザにかかりにくくなったという研究結果も報告されています。ビタミンDは太陽に当たることで皮下で生成されるため「サンシャインビタミン」ともいわれています。もちろん夏に作ったビタミンDをそのまま冬まで取り置くことはできないので、そこで、冬になってからもこまめに日光に当たり、魚を食べてビタミンDを補いたいですね。
ムチンは、食物繊維(多糖類)のガラクタンやマンナンとタンパク質などが結合した物質です。山芋や納豆のヌルヌル、ネバネバがその正体です。 ムチンは、人の体内では気管や消化管、目などの粘膜の表面をカバーし守ってくれているのです。このおかげで、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。
「ムチンを含む食べ物」・・・ 納豆、オクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、あしたば、さといも、長いも、大和いも、なめこなど
4・免疫細胞の活性化や酸化ストレス除去に役立つビタミン、ミネラル
ビタミンA・C・Eは、免疫系を構成するT細胞をはじめとした免疫細胞の働きを高め、体の免疫機能の低下を防ぐことがわかっています。また、酸化ストレスを除去する酵素の構成成分である亜鉛やセレン(ミネラル類)をとることで、免疫細胞の機能低下を防ぐこともわかっています。ビタミンAはレバーや緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃなど)など、ビタミンCは果物やブロッコリーやピーマンなどの野菜、ビタミンEはアーモンドやピーナッツなど、亜鉛はレバーやカキ、ココア、ごま、大豆など、セレンはイワシやカレイなどの魚、コンブ、大豆などに多く含まれます。
5・ヨーグルトで免疫力を高める
最近では、ヨーグルトをはじめとする“免疫力を高める食材”が注目を浴びている。「ヨーグルトが免疫力を高めるのは乳酸菌が含まれるから。腸内細菌とは異なる菌が入ってきたことを免疫細胞が認識するため、免疫システムが働き始める」。乳酸菌自体は有害なものではないので、免疫細胞の働きをよくしたり、粘膜の表面に張り付いて他の雑菌が侵入するのを防いだりといった作用があります。
6・ワカメ、メカブに含まれるヌルヌル 「フコイダン」
フコイダンは海藻のヌルヌルした成分です。これまでにも、フコイダンは免疫力を高める働きや抗血圧作用の他に、ガン細胞が自滅するように誘導する働き「アポトーシス(自然死)」が確認され、ガン治療の分野などで注目されています。フコイダンがインフルエンザウイルスの感染を抑制することにもスポットライトが向けられました。
「フコイダンを含む食べ物」・・・メカブ、モズク、ワカメ、昆布などの海藻類
このように野菜や海藻類の食物繊維には、体をあっためたり、リンパ球の刺激など、免疫効果を高める働きが、長く持続する効果が期待できます。
腸内での活性酸素除去や善玉菌の増加も、病気につよくなる健康的な体作りの基本になります。
ただし、食物繊維が良いからと言って、食物繊維を大量に食べるなど過剰摂取は禁物です。消化器官がオーバーワークになって、逆効果になってしまう場合があります。また、インフルエンザの予防対策として、免疫力を高める食事に加えて、気持ちの良い快眠が組み合わされば鬼に金棒です。
睡眠の効果は、免疫力向上によるインフルエンザの予防対策の効果に加えて、さまざまなメリットがあります。
インフルエンザの予防対策として、効果的な食べ物に加えて、免疫力を高める睡眠で、健康的な生活を送りましょう。
useful老舗企業率、山形県は全国2位 「手堅い県民性」などが要因
更新日:2014.10.24|お役立ち情報 お知らせ 新着情報 地域県内で創業100年以上の老舗企業は今年8月時点で610社だったことが、帝国データバンク山形支店が22日発表した県内企業の実態調査で分かった。全企業に占める割合は昨年の調査と同じく、京都府に続いて全国2位。同支店は「手堅い県民性により経営陣がバブル景気に踊らなかったことや天災の少ない地域性などが老舗企業の多い要因」としている。 調査は、帝国データバンクの企業データベースに収録されている県内の1万5589社を対象に実施。1914(大正3)年までに創業した企業を抽出し、集計・分析した。14年に創業100周年を迎えるのは22社で、ガソリンスタンド経営、漬物製造業、建設業、メッキ加工業、豆腐製造業、写真業、家具製造・米穀類・医薬品の各小売業など多様な業種がそろった。 610社の老舗企業を業種別にみると、最も多かったのは小売業で218社。中でも菓子製造、酒、呉服・服地の各小売業が目立った。業種を細分化すると、サービス業の「旅館・ホテル経営」が35社とトップで、製造業の「清酒製造」が29社と続いた。同支店は「県内は歴史ある温泉地が多いほか、稲作が盛んで地場産業として米を原料とした産業が定着している」と要因を分析している。 都道府県別の老舗企業の輩出率は全国2位の本県が3.91%、1位の京都が4.00%、3位の島根が3.72%。老舗企業の数では2624社の東京がトップで、610社の本県は16位だった。 ◆老舗企業輩出率 左から順位、都道府県、割合(%) 1位 京都 4.00 2位 山形 3.91 3位 島根 3.72 4位 新潟 3.69 5位 滋賀 3.33 6位 福井 3.21 7位 長野 3.16 8位 富山 3.00 9位 三重 2.84 10位 奈良 2.72 ※山形新聞より抜粋
useful注目すべき『六次産業化』
更新日:2014.10.17|お役立ち情報 お知らせ 新着情報地方活性化の有力な手段の1つとして「六次産業化」が注目されています。
六次産業化とは、農業や水産業などの「第一次産業」が、食品加工を行う「第二次産業」、流通・販売としての「第三次産業」に取り組む経営の多角化のことです。農業や水産業で得られた生産物をそのまま流通・販売するのではなくて加工・販売・サービスまで行って付加価値を高めることで所得向上や雇用確保に結びつけ、農林漁業の発展と地域の活性化に寄与するものです。
2010年12月3日には農林水産省が農林漁業の振興等を図ることを目指して「六次産業化・地産地消法」を公布しています。
ここ最近、東日本大震災の被災地でご当地グルメを核にした産業の六次化が進んでいます。産業が復興しつつある一方で人口流出や震災の風化などによる人口の減少に歯止めをかけるのが狙いです。
六次産業化することによってメリット、デメリットの両方が出てくると言われています。良い面としては市場への卸価格に左右されることなく安定した収入が得られること、作物のブランド化ができること、流通・販売まで直営なので中間コストを削減できること、雇用拡大が期待できることなどが考えられます。悪い面としては、経営資金や設備投資費用などで多額の資金が必要となること、法人化が必要不可欠であること、衛生や食品管理の知識が必要となってくることなどが考えられています。両方の面をあわせもつ六次産業化ですが、これからの地方活性化のためにも期待したいものです。