経営のことなら株式会社アルファ・コム

useful県内企業65歳まで雇用99.2% 1.9ポイント上昇 高年齢者貴重な戦力

更新日:2015.11.06|お役立ち情報 新着情報 ビジネス

山形労働局がまとめた今年6月1日現在の高年齢者の雇用状況によると、定年の廃止など何らかの形で65歳まで働ける「高年齢者雇用確保措置」を実施している県内企業の割合は99.2%で、前年同期より1.9ポイント上昇した。定年が60歳の企業で過去1年間に定年に達した2996人のうち80.7%が継続雇用された。多くの産業で人手が不足する中、高年齢者が企業の貴重な戦力になっている状況がうかがえる。

60歳の定年に達した人のうち、継続雇用を希望せず退職したのは18.6%。希望しながら雇用されなかったのは0.7%に当たる20人で、企業の存続が危ぶまれる経営状況だったケースが考えられるという。

従業員31人以上の1523社の状況をまとめた。企業は65歳までの安定雇用を確保するため▽定年の廃止▽定年の引き上げ▽継続雇用制度の導入‐のいずれかの措置を講じなければならない。何らかの措置を実施済みの企業を規模別でみると、中小企業(従業員31~3000人)は前年同期より2.1ポイントアップの99.2%で、大企業(同301人以上)は前年同期と同じ100%だった。未実施の企業は全体で12社。全国平均は全体で99.2%。県内企業が講じている措置は、継続雇用制度の導入が85.0%で最多。定年の引き下げが13.6%、定年の廃止が1.3%だった。

希望者全員が65歳まで働ける県内企業は全体で71.8%(1093社)。70歳以上まで働ける企業は16.7%(254社)。本県の70歳以上まで働ける企業の割合は東北で最下位、全国でも東京都、沖縄に次いで3番目に低い(熊本県と同率)。その理由について同労働局は「本県は3世代同居率が高く、企業は70歳を超えて働きたい人が少ないとみているようだ。また、実際は70歳以上を雇用しているが制度化していない企業も多い」と分析する。

同労働局職業対策課は「年齢に関わりなくなく働き続けられる生涯現役社会の実現に向け、義務付けられている65歳までを超えて働ける制度を設けて講じてほしい」と話している。

※山形新聞より抜粋

soudan4