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useful“来たよ”タイから観光客 酒田・鶴岡に初ツアー

更新日:2016.04.25|お役立ち情報 新着情報 地域

東北地方へのインバウンド(海外からの旅行)誘致を進める一般社団法人みちのくインバウンド推進協議会(理事長・熊谷芳規ホテルリッチ&ガーデン酒田社長)が企画した初のツアーが17日、スタートした。

タイから訪れた約30人が鶴岡市や酒田市を訪問、21日まで5日間の日程で東北の魅力を満喫する。

現地旅行会社の顧客らの一行は17日に空路庄内入り。鶴岡市の荘内神社では神職の説明を聞きながら、慣れない手つきで玉串奉納を体験、巫女(みこ)舞も見学し、興味深そうにじっくりと眺めていた。

昼食には庄内浜の海の幸が振る舞われ、熱々のホタテやサザエを笑顔で頬張っていた。近くの致道博物館で日本剣道形や箏(そう)の演奏を見学、酒田市では山居倉庫を訪れた。

ポン・ティップさん(60)は「鶴岡の人は優しかった。桜がきれいで、帰国したら友人に勧めたい」と話していた。今後、遊佐町の十六羅漢岩や飯豊町、秋田県角館市、宮城県の松島、福島県を巡る。

協議会は、県内外の観光関係企業や行政機関などで昨年10月に発足した。今後はタイのメディアを招いたツアーも予定している。

熊谷理事長は「各県の自治体や企業が一丸となっているのが強み。東北にしかない魅力を、東南アジア諸国に売り込みたい」と話していた。

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※山形新聞より抜粋