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useful中古住宅に認定マーク 国交省 安心して買える目安に

更新日:2017.03.03|お役立ち情報 新着情報 ライフ

国土交通省は28日、優良な中古住宅を認定する制度をまとめた。耐震性があり、雨漏りしないといった基準を満たせば、国が新たに作るマーク「安心R住宅」を表示できるようにする。今夏以降に運用を始める。中古住宅を巡っては「不安」「汚い」「分かりにくい」といったイメージがあることから、安心して買えるよう目安にしてもらう。

中古住宅の取引を増やし深刻化する空き家の増加を抑えるとともに、若い世代の住宅購入を促すのが狙いだ。

認定マークのデザインは今後決定し、国が商標を登録する。「R」は再利用(リユース)などの意味を込めた。不動産仲介業者が、加盟する業界団体に申請し、不動産情報サイトなどで表示する。

認定を受けるには、耐震基準を満たすほか、建物の劣化状況の検査を受ける必要がある。売買後に欠陥が見つかった場合、補修費が支払われる「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」に加入できるようにするためだ。

このほか、建物のリフォーム履歴や省エネ性能の情報の有無や開示に加え、水回りや内外装の写真を開示することも条件にした。

国交省はこれらに加え、業界団体ごとに、水回りの状態など物件のきれいさを示す独自の基準も策定するよう求めた。

※山形新聞より抜粋

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