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useful豆知識No.5

更新日:2015.01.29|お役立ち情報 お知らせ 新着情報

驚くべき正社員率の高さ!北陸3県の女性たちが仕事を続けられる理由

■正社員が当たり前の北陸女性
北陸3県の女性就業率が高いというのはデータで実際に示されています。

「25~44歳の育児をしている女性の都道府県別占有率」(平成24年度総務省統計局)

全国平均が52.4%強に対し、1位島根(74.8%)、2位山形(72.5%)に続き3位に福井(72.1%)が入り、4位鳥取(71.8%)の次に5位富山(68.3%)、6位石川と続きます。

また、2002年の就業構造調査(総務省統計局)によると、都道府県別の女性正規雇用就業率は1位福井、2位富山、3位石川、4位山形、5位鳥取となっており、ほぼ就業率とかぶりますが、北陸3県では正社員として働いている人が多いことがわかります。

一般的に子育てでいったんブランクがあってから正社員で働くのは難しいことから、北陸の女性の多くは出産後も退職せずに正社員のまま働き続ける人が多いと言っていいでしょう。

多くは子供をもつワーキングマザーで(だいたい2~3人のお子さんがいます)、出産後数か月の育児休暇を取り仕事に復帰。子育ては保育園と同居の祖父母に頼み、話を聞いていると平日の食事の支度も祖父母にお願いしていることも多いようです(祖父母は舅姑の場合と実の両親の場合と両方あります)。

しかし、家事に育児に追われ自分の時間を作るのが難しいワーキングマザー達。ストレスは計り知れないもの。アンケートに答えてくださったワーキングマザーのおよそ9割がストレスを感じているという結果になりました。現代社会においてこの答えは当然、と思えてしまうのがつらいところですが、自分自身のことよりも、家族を優先して頑張るワーキングマザーの実態と言えるでしょう。

Q.何に対してのストレスの割合が一番大きいですか?ワーキングマザー

A.1位 家事

  2位 育児

  3位 仕事

  4位 パパや家族との関係

  5位 その他

ワーキングマザーのストレスの原因として、最も多くの割合を占めているのは“家事”という結果。仕事や赤ちゃんのお世話に追われて、こまめに掃除ができなかったり、食事の内容が手抜き気味になったり……というイラ立ちや罪悪感がストレスになっている、という方が多いようです。

日々の仕事や家事、育児にと日々頑張るワーキングマザー。自分なりのストレス解消法を実施しているワーキングマザー達が仕事を続けられる理由のひとつでもあるのかもしれませんね。

(livedoor’NEWSより抜粋)