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useful経営者、経営幹部必見! 新入社員の退職理由に関する調査結果。

更新日:2019.06.03|お役立ち情報 お知らせ 新着情報

2019年の新卒社員が入社し、早2ヵ月。
新卒社員の方々も徐々に職場に馴染んできているのではないでしょうか。
しかし、中には1年も経たず退職してしまったり、間もなく戦力になるという時期に退職してしまうケースがあります。
ではなぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか。
全国の20代~30代の男女を対象に、新卒社員が退職する理由について意識調査を行ったデータがあります。

調査の結果、新卒社員の退職理由については、
 ①「社内体制に対する不満」44.0%
 ②「給与面に対する不満」40.1%
 ③「人間関係」38.7%
 ④「やりがいがなかった」25.7%
という結果が出ました。

上記のように社内体制に不満をもって退職するという方が最も多い結果でした。

では退職者が所属していた組織では、どのような社内体制だったのでしょうか。
退職に繋がったとされる社内体制の問題点としては、
 ①「変なルールがある」57.1%
 ②「業務効率が悪い」52.8%
 ③「昇給・昇進がしにくい」37.2%
 ④「システムが使いにくい」24.0% 
という結果でした。
ちなみに会社独自のルールがかえって業務効率を妨げたりしている場合は要注意です。
そのようなルールが業務効率を下げ、結果として評価に反映されることで、やりがいも失われていくという悪循環に陥っている可能性が考えられるからです。
人手不足や人財不足に悩む企業が多い今日、このようなことに配慮した職場づくりが重要になってきます。

また、昨今は就活時に企業を選ぶ際に、売上規模や年収ではなく、自分の成長や働きがい、働きやすさ等が重視されてきています。
働きやすさだけでなく、働きがい、従業員の成長等もあわせて、自社の働き方改革を行ってもるのも良いかもしれません。